検査科
業務内容
臨床検査は病気の診断、治療方針を立てるために欠かせない重要な情報です。患者さんから採取した血液、尿、便、穿刺液などの性状や成分を調べる検体検査と、患者さんに直接的に得られた情報から各種機械を用いて検査を行う生理検査に大別されます。
当科では、各種自動分析機や超音波診断装置等を用い、高い精度と、正確かつ迅速な検査データの提供に努めています。
また、チーム医療の一員として院内感染対策や医療安全管理、糖尿病教室など、積極的に活動しています。
スタッフ
臨床検査技師 常勤6名 非常勤2名
検査科機器紹介
生化学検査・感染症検査・腫瘍マーカー検査
オーソ・クリニカル・ダイアグノスティック社製 自動分析装置 VITROS 5600
血液や尿から肝臓や腎臓、膵臓などの状態を知るために酵素や電解質などを自動分析機器を用いて測定します。
腎臓病や高尿酸血症、高脂血症や糖尿病といった生活習慣病のチェックをすることができます。
またB型・C型肝炎といった感染症の検査や、腫瘍マーカーも測定することができます。

血液検査
シスメックス社製 多項目自動血球計測装置 XS-1000i
炎症や貧血の有無などを知るため、血液中の有形成分である白血球や赤血球や血小板の数を測定しています。

血液凝固検査装置
シスメックス社製 全自動血液凝固測定装置 CA-550
血液が凝固する(出血が止まる)機能や、線溶(凝固を溶かす)機能を調べる検査です。

生理検査
東芝メディカルシステムズ製 超音波診断装置APLIO TUS-A400
直接患者様からの生体情報を各種機器を用いて検査することにより体内に潜んでいる病気を見つけ出します。

動脈硬化測定装置
日本コーリン社製 血圧脈波検査装置 form PWV/ABI
四肢動脈を同時測定することで、短時間(約5分)で動脈の閉塞状況と硬化状況が確認できます。
