リハビリテーション科
リハビリテーションの定義
リハビリテーションとは、障害を受けた者が彼のなしうる最大の
身体的・精神的・社会的・経済的・職業的能力
を有するまでに回復させることである。
診療内容
リハビリテーション科の主たる業務は、疾患や外傷によって障害を受けた患者様に対し、機能回復や生活能力の改善・向上を図り、自宅・職場復帰を目標にその人に適したリハビリテーションプログラムを365日体制で行うことになります。また、患者様を中心とした医療チームで多職種専門スタッフが連携し、患者様の自立を支援することを役割としています。
施設基準
脳血管リハビリテーション料(Ⅱ)
運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
廃用症候群リハビリテーション料(Ⅱ)
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
がん患者リハビリテーション料
リハビリテーションスタッフ
スタッフ数 39名 |
理学療法士 | 作業療法士 | 言語聴覚士 | リハ助手 |
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26名 | 9名 | 4名 | 2名 |
(令和4年4月1日現在)

リハビリテーション科 所属長:住谷 弘晃 課長(理学療法士)
チーム | 2階病棟 | 3階病棟 | 外来 |
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責任者 | 宮武 佑輔 (理学療法士) |
小島 佑紀 (作業療法士) |
葛貫 利也 (理学療法士) |

- 理学療法士(PT)
- 理学療法では、病気やけがによって、起きる・立つ・歩くといった基本的な動作の回復を目的に、その人に適した「運動療法」や「物理療法」を行い、社会復帰に向けた運動機能の獲得を図っていきます。また、退院後も元気な身体を保てるように、自主トレーニング等の指導も行っていきます。

- 作業療法士(OT)
- 作業療法では、身体または精神に障害のある者に対して、食事・着替え・トイレなどの日常生活動作の回復を目的に、退院後の生活を想定した訓練を行います。また、家事動作や余暇活動、社会復帰に向けた必要な訓練、環境の提案などを行っていきます。

- 言語聴覚士(ST)
- 言語療法では、病気や発達上の問題などで言語、聴覚、発声・発音、認知などの障害により、コミュニケーションに障害のある者に対して、言葉や意思を引き出す訓練を行っています。また、嚥下に障害のある方には、嚥下機能の訓練や、病棟スタッフや家族と協力して安全に食べられる方法を提案していきます。
リハビリテーション科より
当リハビリテーション科では、医師の処方に基づき、経験豊かな専門職がそれぞれの患者様に適したリハビリテーションを提供しております。
リハビリテーション科の指針
1.安心・安全で質の高いリハビリテーションを患者様に提供する
2.職場の和を心掛け、誠意と責任をもって患者様に接する
各チームのリハビリテーションの取り組み
2階病棟 | 早期離床・日常生活動作能力の向上によって、早期の退院、もしくは関係各所への円滑な転院を行えるよう、他職種で協力して取り組んでいます。 |
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3階病棟 | 「ご飯は起きて食べる」をコンセプトに、病棟スタッフと協力して寝たきりにさせない取り組みを行っています。 |
外来 | 退院後も継続しリハビリを行い、安心して生活ができるようサポートしていきます。 |
経験豊富なスタッフが多数在籍
巨樹の会グループ系列病院から様々な経験を持ったスタッフが集まりました。急性期分野だけでなく、回復期や維持期の経験や知識を生かして退院後の生活に繋げていきます。また、有資格者も多く、様々なアプローチ方法でリハビリを行っていきます。
- 有資格者
- ○国際PNF協会認定セラピスト
- ○認定理学療法士(運動器)
- ○がんのリハビリテーション研修修了
- ○離床アドバイザー
- ○MTDLP基礎研修修了
- ○認知症准ケア療法士
- ○介護支援専門員
- ○地域ケア会議推進リーダー
- ○メンタルヘルスケアマネジメント検定Ⅱ類
など